まぶたの下、目の内側の隅にできるしこりの原因と対処法

目の内側の隅、まぶたのすぐ下にしこりができる原因はさまざまです。原因を正しく把握すれば、自己ケアで様子を見るか、専門医を受診すべきか判断しやすくなります。

麦粒腫(ほうりゅうしゅ)

まぶたの縁に赤く痛みを伴う小さな腫れができる状態です。油腺の細菌感染が主な原因で、温めたタオルでの温湿布や清潔に保つことで自然に改善します。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

油腺が詰まってできる、痛みのない丸いしこりです。感染性ではないため、温湿布で腫れが縮小することが多く、場合によってはステロイド軟膏の使用が有効です。長引く場合は眼科医による小手術で排膿が必要になることがあります。

眼瞼炎(がんけんえん)

まぶたの縁が慢性的に炎症を起こし、乾燥やフケ様の鱗屑が付着します。小さなかさぶた状のしこりができることも。治療はまぶたの清潔保持、温湿布、必要に応じて抗菌・ステロイド点眼薬です。

結膜炎(ピンクアイ)

結膜が炎症を起こし、内側まぶたの縁に白色や黄色のしこりが見られることがあります。ウイルス性や細菌性が多く、抗ウイルス点眼薬や抗菌点眼薬、手洗いなどで管理します。

涙腺炎(るいせんえん)

涙を作る涙腺が炎症を起こし、目の内側の隅に硬くて圧痛のあるしこりが現れます。赤みや腫れを伴うことが多く、抗生物質が基本治療です。膿がたまった場合は外科的に排膿が必要です。

重要ポイント

  • しこりが痛む、広がる、膿や分泌物が出る、視力に変化がある場合は、速やかに眼科医を受診してください。
  • 軽度の場合は、1回5〜10分、1日3〜4回の温湿布で腫れが和らぎ、自然排膿が促進されます。
  • まぶたの衛生は徹底しましょう。手を清潔にし、清潔なタオルを使用し、アイメイクは共有しないでください。
  • しこりをつぶしたり、押し出したりしないでください。感染が悪化したり、瘢痕が残る恐れがあります。

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