パーキンソン病の診断に用いられる検査方法

パーキンソン病は中枢神経系が徐々に機能低下する疾患です。確定的な血液検査は存在せず、医師は他の疾患を除外しながら神経学的評価や各種検査を組み合わせて診断します。

血液検査

若年者でパーキンソン病が疑われる場合、同様の症状を示す他の疾患を除外するために血液検査が行われることがあります。血液検査で検出できる疾患には甲状腺機能異常や代謝性疾患などがあります。

運動テスト

神経学的診察の一環として、患者に立ち上がり・座位・室内歩行を指示します。動作が遅く、意図的に動かすときに硬直や減速が見られる場合、パーキンソン病の可能性が示唆されます。

振戦(しんせん)の観察

安静時に手や腕が震えるかどうかを観察します。安静時振戦はパーキンソン病の典型的な症状のひとつです。

姿勢とバランスの評価

患者に部屋の中央でできるだけまっすぐに立ってもらい、転倒防止のために補助者が付き添います。前かがみの姿勢や立位でのバランス不良はパーキンソン病の兆候とされます。

誤解されがちな画像診断

CTやMRIで脳の異常が確認できると考える人もいますが、パーキンソン病患者の脳はこれらの画像では通常は正常に見えます。画像診断は主に他疾患の除外に用いられます。

遺伝性疾患 - 関連記事