ゲイ男性における淋病の治療
米国疾病予防管理センター(CDC)のデータによれば、2008年以降、男性同性愛者コミュニティでの淋病(ゴノレア)感染が増加しています。単純株は比較的容易に治療できますが、抗生物質耐性を持つ株は治療が困難です。また、従来の検査では感染が見逃され、長期間放置されるケースもあります。
検査
一般的な尿検査は、ゲイ男性の口腔や直腸の淋病を検出できません。核酸増幅検査(NAAT)は元々は尿や膣分泌物向けでしたが、現在は口腔・直腸部位でも使用が承認されています。
治療
治療は感染の進行度や耐性に応じて選択します。早期に発見された単純感染では、短期間の抗生物質投与で効果が期待できます。感染部位(陰茎、直腸、口腔)により、使用する薬剤が異なる場合があります。
注射療法
CDCは、陰茎・直腸・口腔のいずれの部位でも有効とされるセフトリアキソンの注射を推奨しています。直腸や陰茎の感染の場合、スペクトロミシンが代替薬として用いられることがあります。
経口療法
軽症で感染後間もない場合は、経口抗生物質を48〜72時間投与します。症状が改善しない場合や耐性が疑われる場合は、7〜10日間の追加投与が行われます。
感染者への通知
自分が淋病に感染したことが判明したら、性的接触のあった相手に必ず通知してください。通知が行われないと、感染はコミュニティ内で拡大し続けます。
