閉経期の抜け毛を止める方法

閉経期の抜け毛を止める方法

女性のホルモンバランスの乱れが原因で起こる脱毛は「男性型脱毛症(アンドロゲン性脱毛症)」と呼ばれます。頭頂部や前頭部の髪が徐々に細くなるのが特徴で、男性型脱毛症とは異なり前頭部の生え際は保たれます。閉経に伴う急激なホルモン変動がこの脱毛を促進することがあります。主に関与するのはテストステロンとジヒドロテストステロンです。

1. 早期の診断と治療を受ける

診断や治療が遅れると、休止状態にあった毛包が死に至り、回復不可能な脱毛になる可能性があります。できるだけ早く専門医に相談しましょう。

2. 脱毛に詳しい医師を選ぶ

一般医でも構いませんが、女性の脱毛はホルモンバランスの調整が重要です。内分泌科、女性生殖内分泌科、皮膚科の専門医が適切な診断と治療を提供できる可能性が高いです。

3. 生活習慣と栄養状態を見直す

ストレス、急激な体重減少、特定の薬剤、ビタミンA・D、タンパク質、鉄分の不足などが脱毛を悪化させます。医師と相談しながら、食事改善やサプリメントで不足を補いましょう。

4. 甲状腺・ホルモン検査を受ける

認定更年期臨床医のマルシー・ホームズ氏は、以下の検査を推奨しています。

  • ホルモンパネル
  • 代謝パネル
  • 空腹時インスリン測定
  • 鉄欠乏検査
  • 血液一般検査(CBC)
  • アレルギー検査
  • 甲状腺機能検査

5. 検査結果に基づく治療を行う

米国食品医薬品局(FDA)で女性型脱毛症の治療として承認されているのは、ミノキシジル2%の外用薬(ロゲイン)だけです。効果は個人差があり、軽度から中等度の発毛が期待できます。

その他、FDAの適応外ですが臨床で使用される薬剤としては、抗アンドロゲン薬のスピロノラクトンやシメチジン、エストロゲン・プロゲステロンの錠剤やクリーム、経口避妊薬などがあります。これらは更年期のホルモンバランスを整えることで脱毛改善に寄与します。

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