テロゲン脱毛(急性・慢性)の原因と対策

原因

通常、1日約100本の髪が自然に抜け落ちます。これは、髪の成長サイクル(成長期4年 → 休止期)に伴うものです。体に何らかのストレスが加わると、休止期が早まって大量に抜け落ち、頭髪の70%までが抜けることがあります。これを「急性テロゲン脱毛」と呼びます。

主な原因はストレス、出産、感染症や慢性疾患、手術、時差ぼけ、甲状腺機能異常、急激な体重減少など多岐にわたります。また、非ステロイド性抗炎症薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬、抗うつ薬などの服用も引き金になることがあります。

慢性テロゲン脱毛

慢性テロゲン脱毛は、30代~60代の女性に多く見られ、数年にわたり断続的に続くことがあります。明確な原因が見つからないことが多く、抜け毛の量が通常より多いことに気付いたときに初めて判明します。完全にハゲになるわけではありませんが、将来的な脱毛傾向を示すことがあります。

治療と予防

急性・慢性ともに、テロゲン脱毛は時間とともに自然に回復することが多く、根本的な原因に対処することが最も重要です。

日常のヘアケアとしては、シャンプーとコンディショナーで適切に洗い、過度なブラッシングや強い刺激を避け、頭皮マッサージを取り入れることが推奨されます。

栄養面では、ビタミン・ミネラルが豊富な果物・野菜とタンパク質をバランスよく摂取することで、抜け毛のリスクを減らすことができます。必要に応じて、医師に葉酸、ビタミンB12、鉄分の検査を受けるとよいでしょう。

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