5リードで12リードECGモニタリングを実施する手順

心臓、肺、電解質異常のある患者や手術後の患者の心臓モニタリングに、心電図(ECG)は欠かせません。12リード心電図(EKG)は心臓を12方向から観察でき、5リード心電図は7方向しか得られません。一般に、12リードは瞬間的な診断画像取得に、5リードは搬送中や継続モニタリングに使用されます。

必要なもの

  • 心拍モニタ
  • ECGケーブル
  • 電極5個
  • ガーゼ
  • はさみ

手順

  1. 患者に手順と目的を説明し、同意を得ます。

  2. 電極を貼付する部位の余分な毛をクリップで留め、剃らないようにします。

  3. 電極貼付部位を石鹸と水で洗浄し、自然乾燥させます。ガーゼで擦り、古い角質を除去し、軽く赤くなるまで行います。

  4. リードをケーブルとモニタに接続します。色と記号が一致するように、RA(白)→RA、LA(黒)→LA、LL(赤)→LL、RL(緑)→RL、茶色→茶色と接続します。

  5. リードを正しい位置に装着します。

    • 白リード:右腕、右鎖骨下部に装着。
    • 黒リード:左腕、左鎖骨下部に装着。
    • 赤リード:腹部上方・左側の胸部下部に装着。
    • 緑リード:腹部上方・右側の胸部下部に装着。
    • 茶色リード:胸骨の左右第4肋間スペースに装着。
  6. モニタで波形が表示されることを確認し、表示させるリード(I、II、III、aVR、aVL、aVF、V)を選択します。

  7. 患者の心拍数±20拍の範囲でアラームを設定し、モニタリング開始時と終了時にノートを記録します。モニタリングの目的、使用リード、リズムの解釈を患者カルテに記載します。

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