心筋打撲の症状と治療法
症状
心筋打撲は症状が乏しいことが多いですが、胸骨や肋骨の前側に痛みがあると心筋損傷の可能性があります。動悸、めまい、吐き気・嘔吐、息切れ、倦怠感なども現れることがあります。
医師による所見
診察時に胸壁の擦過傷や瘀血が認められることがあります。心拍数の増加や不整脈、低血圧、呼吸数の増加・浅さ、肋骨骨折に伴う胸壁の異常な動きも確認されます。血液検査や胸部X線、心エコーなどで心膜周囲の血液や液体、心電図異常が検出されることがあります。
治療と回復
多くの場合、24時間の入院観察と連続心電図モニタリングが行われます。胸痛には鎮痛薬が投与されます。軽度の打撲は合併症なく完全に回復しますが、重症例では心筋梗塞や不整脈を起こし、心不全や脳卒中につながる恐れがあります。
予防
胸部への鈍的外傷を避けることが最も重要です。20フィート(約6メートル)以上の高さで作業する際は安全対策を徹底し、転落を防止してください。自動車事故を防ぐためにはシートベルトの着用とエアバッグの機能確認が有効です。
