AVノードの損傷は心拍数にどのように影響するか?

AVノードとは

AVノードは心房と心室の間に位置する小さな伝導組織で、電気信号を心房から心室へ適切に伝えるゲートの役割を果たします。正常に機能すれば、心拍はリズムよく調整されます。

AVノード損傷が心拍数に与える影響

AVノードが損傷すると、信号伝達が阻害され、心拍数が減少することもあれば、逆に増加することもあります。影響は損傷の程度や部位によって異なります。

1. AVブロック(房室ブロック)

心房からの電気信号が部分的または完全に心室へ届かなくなる状態です。重度のAVブロックでは、心室が十分な刺激を受けられず、結果として徐脈(bradycardia)となります。

2. 心室エスケープリズム(Ventricular Escape Rhythm)

AVノードが機能しなくなり信号が遮断されると、心室自らが自律的に電気インパルスを発生させようとします。この心室エスケープリズムは、速いまたは不規則な心拍(頻脈や不整脈)を引き起こすことがあります。

したがって、AVノードの損傷はその範囲と性質に応じて、徐脈または頻脈のいずれかをもたらす可能性があります。

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