HP除細動器のトラブルシューティングガイド

はじめに

HP除細動器は、内部バッテリーで駆動する高度な機能を備えた携帯型除細動器/モニター/レコーダーです。ECGモニターと記録機能をコンパクトに統合しており、毎年多くの命を救っています。正常に動作させるため、必ず取扱説明書のコードやメッセージを確認してください。以下に、よくあるトラブルへの迅速な対処手順を示します。

トラブルシューティング手順

  1. 外部パドルと内部パドルを装着し、モニタに「No paddles」と表示されたら確認してください。リードが外れている場合は「No leads」のメッセージが出ますので、リードがしっかり接続されているか確認してください。バッテリー残量が低い場合は「Low battery」の表示が出ますので、AC電源に接続してください。

  2. レコーダーのドアと紙ロールが閉まっていない場合は、モニタに「Check recorder」と表示されますので、ドアと紙ロールを閉じてください。

  3. 除細動器が充電しないときは、エネルギー選択スイッチの設定を確認してください。スイッチを「OFF(待機)」にし、希望のエネルギー設定に戻してから「CHARGE」ボタンを押します。これでも充電しない場合は、スイッチを「OFF」にして予備の除細動器を使用してください。

  4. ショックが出ない場合は、同期ショックモードになっていないか、または「SYNC」ランプが点灯しているか確認します。「DEFIB DISARMED」のメッセージと3回ビープ音が鳴ったら、患者と除細動器の接続が正しいか、ケーブルに破損がないか、電極/パドルアダプタの接続が確実か確認してください。その後「CHARGE」→「Charge Done」→「Shock」ボタンを再度操作します。まだショックできない場合は、エネルギー選択スイッチを「ON」または「OFF(待機)」に切り替え、予備機を使用してください。

  5. 「PACER FAILURE」のメッセージが出たら、電極と電極アダプタケーブルが正しく接続されているか確認し、電極を交換してください。その後ペーサーを再起動します。同じメッセージが再度表示されたら、バックアップペーサーに切り替えてください。

まとめ

上記の手順を実施すれば、HP除細動器の主要なトラブルに迅速に対処できます。定期的な点検と予備機の準備も忘れずに行いましょう。

心臓発作 - 関連記事