RBCとWBCを数える際、濃縮血液サンプルの血球計は使用しませんか?
血球計で赤血球(RBC)と白血球(WBC)をカウントする際は、濃縮血液ではなく、適切に希釈した血液サンプルを使用します。濃縮すると正確な細胞数が得られません。
赤血球数(RBC)
- 希釈血液の調製
血液を希釈液で1:200に希釈し、均一になるように混合します。
- 血球計への装填
血球計にカバーガラスをセットし、毛細管やマイクロピペットで希釈血液を少量注入します。
- 顕微鏡での観察・計数
顕微鏡で計数室の格子部位を観察し、規定の大きな正方形と小さな正方形内の赤血球をカウントします(上辺・左辺に接する細胞はカウントし、下辺・右辺に接するものは除外)。
- 計算
カウント数に希釈倍率と計数室の深さ(0.1 mm)を掛け合わせ、μL当たりの赤血球数を求めます。
白血球数(WBC)
- 希釈血液の調製
白血球用に血液を1:20に希釈し、よく混合します。
- 血球計への装填
赤血球カウントと同様に、カバーガラスをセットし、希釈血液を注入します。
- 顕微鏡での観察・計数
格子部位で白血球をカウントします。必要に応じて好中球、リンパ球、単球などに分類します。
- 計算
カウント数に希釈倍率と計数室の深さを掛け合わせ、μL当たりの白血球数を算出します。
正確な結果を得るために、使用する血球計メーカーの取扱説明書やラボの標準操作手順(SOP)に従ってください。
