B型肝炎とC型肝炎、どちらが危険か?
本稿では、B型肝炎とC型肝炎の特徴を比較し、重症度や予防策について解説します。
症状
- B型肝炎: 濃い尿、関節痛、吐き気、黄疸(皮膚や眼球結膜の黄変)。感染後2〜3か月で症状が出ることもあります。
- C型肝炎: 初期は軽いインフルエンザ様症状にとどまり、無症状のまま数年経過することが多いです。
原因
- 両方ともウイルスが原因です。B型肝炎ウイルスは性行為や血液を介して比較的感染しやすく、C型肝炎ウイルスは主に汚染された注射針の共有や性行為で広がります。
予後
- B型肝炎は多くの場合自然に回復し完全に治癒しますが、一部の成人や子供は慢性化し肝臓に永久的な損傷を与えることがあります。
- C型肝炎は抗ウイルス薬で進行を抑制できますが、感染に気付かないまま長期間(20年以上)放置すると肝硬変や肝不全に至ります。
合併症
- 慢性B型肝炎はD型肝炎への感受性を高め、さらなる肝障害を引き起こす可能性があります。
- C型肝炎では肝移植後にウイルスが再燃することがあるため、移植後も抗ウイルス治療が必要です。
予防
- B型肝炎はワクチン接種が有効です。ワクチン未接種で曝露された場合は、曝露後24時間以内に免疫グロブリンや抗ウイルス薬で感染リスクを低減できます。
- C型肝炎にはワクチンがないため、清潔な注射器の使用や安全な性行為で予防します。
