慢性肝炎に対するハーブ療法

慢性肝炎は数年から数十年にわたって続くことのある比較的軽度の肝炎です。治療法は、医薬品の処方、生活習慣の改善、そしてハーブ療法まで多岐にわたります。従来の薬物療法が効果を示さない、あるいは副作用が耐えられない、免疫力を高めたいと考える患者は、ハーブ製品を選択肢に入れることがあります。

ミルクシスル(シリマリン)の使用

肝炎患者が最もよく用いるハーブはミルクシスルです。肝細胞の外膜を強化し、毒素の侵入を防ぐとされています。また、フリーラジカルから肝臓を保護し、損傷した肝細胞の再生を促進します。医師や漢方専門家と相談のうえ、1日3回、70〜420 mg のカプセルを服用するのが一般的です。

中国伝統医学における慢性肝炎のハーブ治療

中国医学は慢性肝炎の治療に長い歴史を持ち、抗ウイルス作用や血液を冷ます効果を持つハーブが多数用いられます。治療プロトコルは症状の緩和、肝酵素値の正常化、肝疾患の進行抑制を目的としています。

病期に応じてハーブを選び、安静と食事療法を併用します。急性肝炎は比較的短期間で改善しますが、慢性肝炎の場合は1年程度の継続的なハーブ投与が推奨されます。

主なハーブ例は、サルビア(丹参)、甘草、胡椒(胡椒科植物)、ウコン、五味子、ヒイラギ、黨参などです。市販のカプセルは製品ラベルの用量指示に従って服用し、より専門的な処方を希望する場合は漢方医に相談して新鮮な煎じ薬を作ってもらうと良いでしょう。

併せて、シリバム、ビタミンC、βカロテン、ビタミンE、亜鉛、セレン、クエン酸、L-システイン、ビタミンB群、葉酸などのビタミン・ミネラルサプリも健康食品店で入手可能です。

その他のハーブとその摂取法

他にも抗ウイルス効果が期待できるハーブがあります。レモンバームティーを1日2〜3杯、セントジョーンズワート液を水やティーに溶かして1日2〜3回(小さじ1程度)摂取すると肝炎の再発予防に役立ちます。シイタケエキスの粉末カプセルは1日2〜5 g が目安です。

にんにくは調理しても、カプセルでも安全に摂取でき、患者の耐容量に合わせて使用します。また、体重に応じて粉末の五味子(4〜12 g)をお茶に入れると肝臓保護と再生を助けるとされています。

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