C型肝炎ウイルスの遺伝子型

定義

遺伝子型とは、遺伝情報(C型肝炎ウイルスの場合はRNA)に基づいて分類したものです。外見や症状を示す表現型(phenotype)とは異なります。

タイプ

世界各地で見られるC型肝炎ウイルスの遺伝子型は1〜6まであり、各型はさらにa・bなどのサブタイプに分かれます。米国では感染の70〜80%が1aまたは1b型で、残りは主に2型と3型が占めています。

検査

血液サンプルを用いた遺伝子型判定は、治療方針の決定に重要です。米国では最も一般的な1型は、2型・3型に比べて治療効果が低いことが知られています。

治療

標準的な治療はインターフェロンとリバビリンの併用です。2型・3型は約24週間の治療でウイルスが除去されやすいのに対し、1型は48週間の治療が必要です。治療中は血中HCV RNAを定期的に測定し、薬剤への反応を評価します。

予防

多数の遺伝子型が存在するため、すべての型に有効なワクチンの開発は極めて困難です。

肝炎 - 関連記事