C型肝炎の症状と感染経路
C型肝炎(Hepatitis C)は、C型肝炎ウイルス(HCV)によって引き起こされる肝臓のウイルス感染症です。血液や性的接触を介してのみ感染し、症状が出るまで数年から数十年潜伏することがあります。治療せずに放置すると肝硬変や肝細胞がんに進行する恐れがあります。
感染経路
HCVは感染した血液や性的接触でのみ感染します。1992年以前は献血の検査が行われておらず、輸血や注射器の共有による感染が多く見られました。感染者の約15〜40%は自然にウイルスを排除しますが、残りは慢性化し、肝硬変や肝がんのリスクが高まります。
腹部症状
肝臓が炎症を起こすと腫れ、腹部の圧痛や痛みが現れます。胆汁の分泌が低下するため、吐き気や食欲不振が起こり、結果として体重減少につながることがあります。
筋肉・関節痛
肝臓がビリルビンやその他の毒素を十分に除去できなくなると、血中に蓄積した毒素が筋肉や関節に痛みやこりを引き起こします。
皮膚症状
ビリルビンが増加すると皮膚や眼球結膜が黄変する黄疸が現れることがあります(必ずしも全員が経験するわけではありません)。また、胆汁塩が皮膚にたまりかゆみや刺激感を伴うことがあります。
倦怠感・発熱
HCV感染に伴う発熱は低熱で持続することが多く、肝機能低下により血中の毒素が増えることで疲労感が増大します。食欲不振や筋肉・関節痛と相まって、強い倦怠感を感じやすくなります。
