口唇ヘルペス(単純ヘルペスウイルス)の市販薬対策
口唇ヘルペス(単純ヘルペスウイルス)を根本的に治すのは処方薬の抗ウイルス薬だけです。市販(OTC)の薬は原因ウイルスを除去できませんが、症状の緩和や不快感の軽減に役立ちます。なお、性器ヘルペスへの市販薬の使用は、潰瘍の治癒を遅らせる恐れがあるため推奨されません。
局所用市販薬
- リドカイン軟膏:メイヨークリニックは、口唇ヘルペスの痛み緩和にリドカイン含有の軟膏を推奨しています。神経に作用し、発症時の痛みを和らげます。
- ベンジルアルコール(ジラクトインなど):発症前のチクチク感(前駆症状)に有効とされ、痛みを軽減します。
鎮痛薬
一般的な市販の鎮痛薬(例:アセトアミノフェン、イブプロフェン)は、痛みや腫れの緩和に使用できます。ただし、メイヨークリニックは、子どもに対してはアスピリンの使用を禁じています。アスピリンはレイ症候群のリスクがあるためです。
FDA承認の市販薬
グラクソ・スミスクラインの「Abreva(ドコサノール)」(日本では販売されていない場合があります)は、FDAが承認した唯一の市販薬で、口唇ヘルペスの発症期間を短縮するとされています。ドコサノールはウイルスが健康な細胞に侵入するのを阻害します。
予防と対処法
- 日焼け止めを顔に塗り、紫外線による再発を防止。
- 十分な睡眠とストレス管理で免疫力を維持。
- 氷や温湿布で痛みや腫れを軽減。
- ヘルペス部位を掻いたり潰したりしない。自然に治癒させることが重要です。
