口唇ヘルペス(熱性水疱)の治療と対処法
口唇ヘルペスはヘルペス単純ウイルス(HSV)によって引き起こされ、口や唇の周りに水疱ができます。完全に治す薬はありませんが、症状を和らげ、再発を遅らせる方法があります。
利用できる治療法
現在、市販されているのは発症後の症状を和らげる目的の薬や外用薬だけです。将来的にはウイルスそのものを抑える治療薬の開発が進められています。
自宅でできる対処法
痛みを和らげ、湿度を保つために、冷たい水や氷で湿らせたタオルを水疱に当てます。発症初期には湿らせた紅茶のティーバッグを当てると、サイズが小さくなると言われています。
市販の薬(非処方薬)
多くの市販薬は症状緩和が目的で、治癒を早めるものではありません。リドカインやベンゾカインなどの鎮痛成分が含まれ、痛みやかゆみ、灼熱感を軽減します。
アブレバ(Abreva)
唯一、治癒促進を目的とした市販薬です。患部を鎮静させると同時に、健康な細胞の細胞膜を変化させ、ウイルスの拡散を防ぎます。
処方薬
抗ウイルスの外用薬は医師の処方が必要で、治癒期間の短縮と痛みの軽減に効果があります。代表的なものにゾビラックス(Zovirax)やデナビル(Denavir)があります。
保湿剤
ワセリンやリップクリームで水疱を常に湿らせておくと、ひび割れや出血を防ぎ、かさぶたができる際の痛みを和らげます。
