シゲラ感染症(赤痢様腸炎)とは?症状・治療・予防法
シゲラとは
シゲラは腸管に感染し、シゲラ症(赤痢様腸炎)を引き起こす細菌です。汚染された食物や水、または人から人への接触で感染します。
シゲラ症の主な症状
感染後1〜3日で症状が現れます。代表的な症状は次のとおりです。
- 下痢
- 腹痛・痙攣
- 発熱
- 吐き気・嘔吐
- 食欲不振
- 脱水症状
重篤化すると以下の合併症を起こすことがあります。
- 血便(血が混じった下痢)
- 敗血症
- 溶血性尿毒症症候群(HUS)
- 反応性関節炎
治療法
シゲラ症は主に抗生物質で治療します。よく使用される薬剤は次のとおりです。
- シプロフロキサシン
- レボフロキサシン
- アジスロマイシン
- セフトリアキソン
症状が重い場合は入院が必要になることがあり、点滴での水分・電解質補給が行われます。
予防策
シゲラ感染を防ぐための基本的な対策は以下です。
- トイレ使用後や食事前に石鹸でしっかり手を洗う
- 汚染された可能性のある食べ物や飲み物を避ける
特に感染が多い地域へ旅行する場合は、次の点に注意してください。
- 沸騰させた水やボトル入りの安全な水だけを飲む
- 十分に加熱した料理だけを食べる
- 病気の人との直接的な接触を避ける
