HIV感染児の兆候と症状
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、AIDS(後天性免疫不全症候群)を引き起こすウイルスです。免疫システムが損なわれるため、細菌やウイルス、真菌に対抗しにくくなります。HIVに感染した子どもは、髄膜炎や肺炎といった感染症や、通常は抵抗できるがんにかかりやすくなります。症状は出生後2〜3か月頃に現れ始めることが多いとされています。
運動機能の問題
HIV陽性の子どもは、歩行が困難になることがあります。筋力低下やバランス感覚の障害が原因で、普通に歩くことが難しくなるケースが報告されています。
発育の遅れ
HIV感染児は、以下のような発育上の問題を抱えることがあります。
- 正常な身長・体重の伸びが遅れる
- 体重増加が困難
- 認知・精神発達の遅れ
幼少期の疾患への罹患率増加
免疫力が低下しているため、一般的な小児疾患が重症化しやすくなります。
- 中耳炎や副鼻腔炎などの耳・鼻の感染症が重くなる
- 扁桃炎(のどの炎症)が頻繁に起こる
- 肺炎などの呼吸器感染症が重篤化する
