50歳以上の女性に見られるホルモンバランスの乱れのサインは?
50歳を超える女性は、ホルモンの変化が起こる更年期前後の時期に入ります。閉経が近づくと、月経の不規則や無月経、ホットフラッシュ、夜間の発汗、月経量の増加など、ホルモンバランスの乱れを示すサインが現れます。
無月経(アメノレア)
閉経に向かうとエストロゲンやプロゲステロンの分泌が変化し、月経が止まることがあります。これは必ずしも異常ではありませんが、50歳以上で毎月月経が来なくなった場合は、卵巣や子宮に嚢胞や腫瘍がないか医師に確認してもらうことが重要です。
医師は必要に応じて、7〜14日間のプロゲステロン投与を提案することがあります。効果が不十分な場合は、1〜2か月ごとに再投与が必要になることもあります。
ホットフラッシュ・夜間発汗
エストロゲン不足により、体温調節が乱れ、突然のほてり(ホットフラッシュ)や夜間の大量の発汗が起こります。特に小柄な女性に多く見られる傾向があります。治療法としてはエストロゲン補充療法が一般的ですが、カフェインやアルコール、刺激の強い飲食を控える、ストレスを減らす、温度の高い環境を避けるといった自然療法も有効です。
エストロゲンのバランスが崩れると、膣の乾燥、記憶力低下、性交時の痛み、膀胱感染症などの症状も出やすくなります。
過剰出血
普段は軽い月経でも、急に出血量が増えるとエストロゲン過剰とプロゲステロン不足が原因のホルモン不均衡が疑われます。長期間続く大量出血は貧血を引き起こし、重症化すると外科的処置が必要になることもあります。
ホルモンバランスの変化は個人差がありますが、上記のようなサインが見られたら、早めに医療機関で相談することが健康維持につながります。
