余分な体毛の成長と対策

概要

テレビ番組「Ripley's Believe It or Not」で取り上げられた「狼男」男性は、過剰体毛症(hypertrichosis)により顔全体に濃い毛が生えていた。

タイプ

過剰体毛症は、全身に毛が増える先天性・後天性のものと、女性に多く見られる局所的な過剰毛(多毛症・hirsutism)に大別できる。

  • 多毛症は、男性型の毛が顔・腋・胸・股などに濃く現れ、主にホルモンバランスの乱れが原因。
  • 過剰体毛症は性別に関係なく、先天的(出生時)または後天的(薬剤・疾患)に発症する。

原因

  • ホルモンや薬剤:アンドロゲン過剰、経口避妊薬、テストステロン、ステロイドなど。
  • 遺伝的要因:中東、南アジア、地中海系の人に多い。
  • 基礎疾患:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)やクッシング症候群など。

重要性

医学的に緊急ではないが、外見への影響で精神的ストレスや社会的な恥ずかしさを感じる人が多い。特に女性は男性的と見なされることへの不安が大きい。

対策

  • 一時的な除毛:シェービング、ワックス、除毛クリーム、抜毛。
  • 永久的除毛:電気脱毛(エレクトロリシス)やレーザー脱毛。
  • 薬物療法:メトホルミンなどの抗アンドロゲン薬、エフロルニチン(商品名:Vaniqa)など。
  • 毛色を薄くする:漂白やカラーリング。

注意点

  • 自己処理は皮膚刺激や埋没毛、ひげ剃り負担を招くことがある。
  • 電気脱毛は費用が高く、腫れや瘢痕、赤みが出ることがある。
  • 薬剤は副作用があり、エフロルニチンは一時的な赤みや刺激、埋没毛を引き起こすことがある。

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