HPVは治りますか?
HPVは治りますか?
ヒトパピローマウイルス(HPV)は100種以上のウイルス群で、男女ともにいぼを引き起こします。そのうち約30種は子宮頸がんの原因となります。多くのHPV感染は症状がなく自然に消失しますが、性器に感染すると細胞異常や子宮頸がんになることがあります。ウイルス自体は体内から除去できませんが、いぼは治療可能です。
HPVいぼの治療法
性器にできたHPVいぼは、凍結手術(クライオサージ)、ループ電気外科的切除(LEEP)、酸性薬剤、従来の外科手術やレーザー手術などで除去できます。外部にできたいぼも同様の方法や外用薬で治療します。
治療は症状の軽減や見た目の改善が主な目的で、再発を防げるわけではありません。一度感染すると再発リスクは常に残ります。また、治療だけで感染の拡大を防げるわけでもありません。小さないぼを早期に治療すると、効果が高くなるとする研究もあります。
自宅で使用できる外用薬には、ポドフィロキシ(商品名:Condylox)やイミキモド(商品名:Aldara)があります。ポドフィロキシは3〜4週間毎日塗布し、濃度は陰茎いぼと外陰・肛門いぼで異なります。イミキモドは外部性器や肛門周囲のいぼに使用し、最大16週間使用します。
医師が行う新しい治療法として、インターフェロン注射があります。インターフェロンは抗ウイルス作用と免疫刺激作用が期待され、直接いぼに注射します。
ウイルス自体は根絶できませんが、免疫力がいぼの再発に大きく関与します。バランスの取れた食事、適度な運動、アルコール・タバコ・薬物の回避など、健康的な生活習慣を心がけることで免疫力を高め、再発回数を減らす可能性があります。
