性器イボ(尖圭コンジローマ)の原因は何ですか?
性器イボ(尖圭コンジローマ)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされる性感染症です。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、数百万人が感染し、最も一般的なSTDとされています。
特徴
- イボは膣周辺、陰茎軸、陰嚢、直腸などに出現します。直径1mm程度の小さな突起が集まり、数センチメートルになることもあります。分泌物やかゆみを伴うことが多いです。
原因
- HPVは100種以上あり、そのうち約40種が性器イボを引き起こします。特に17〜33歳の性行為を行う人が感染リスクが高いです。症状が出ないまま数年潜伏することがあり、無自覚にパートナーへ感染します。
考慮すべき点
- 稀に、出産時に母体から新生児へHPVが感染し、呼吸器乳頭腫症(喉や声帯にイボができる)を引き起こすことがあります。
予防・対策
- 9歳から26歳までの女性を対象としたワクチン(ガーダシル)が、最も一般的な4タイプのHPVから保護します。性交時にコンドームを使用することも感染予防に有効です。
治療
- ウイルス性のため根本的な治癒は難しいですが、凍結療法(クライオセラピー)やレーザー治療でイボを除去できます。再発の予防はできません。
