HPVで死亡する可能性はあるのか?
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性行為を介して感染するウイルスで、男性・女性ともに命に関わるがんを引き起こす可能性があります。安全な性行為や定期的な検診を行うことで、感染リスクを低減できます。
HPVとは
HPVはヒトパピローマウイルスの略称で、最も一般的な性感染症のひとつです。米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、性行為を経験した男女の約50%が生涯に一度はHPVに感染するとされています。
ハイリスク型HPV
ハイリスク型HPVは、細胞の異常増殖を引き起こし、最終的に致死的ながんへと進行する可能性があります。一方、ローリスク型はいわゆるイボなどの良性病変を起こすものの、がんには至りません。
HPVと子宮頸がん
ハイリスク型HPV感染は子宮頸がんの主因です。米国国立がん研究所(NCI)のデータでは、2007年に約4,000人の米国女性がHPV関連子宮頸がんで死亡したと推定されています。
HPVとその他のがん
HPV感染は子宮頸がん以外にも、口腔咽頭がん、肛門がん、膣がん、陰茎がんなどのリスクを高めることが報告されています。
HPVによる死亡を防ぐには
安全な性行為と定期的な子宮頸がん検診(Papテスト)が有効です。米国産婦人科医会(ACOG)は、毎年のPapテストにより米国で年間約3,700人の子宮頸がん死亡が防がれているとしています。
