HPVとは何か?感染経路は?
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、最も一般的な性感染症の一つです。40種類以上のタイプがあり、男女ともに感染します。HPVは外陰部、陰茎、肛門の皮膚や、膣、子宮頸部、直腸の粘膜に影響を与えることがあります。
症状
- 多くの場合、HPVは無症状です。感染していても自覚できないことが多いです。
- 一部のタイプは、男女ともに性器にいぼ(コンジローマ)を形成します。
診断
- 女性は骨盤検査やパップスミアでHPVを検出できます。
- 男性にはHPVを検出するスクリーニング検査はありませんが、性器いぼが現れた場合に診断されることがあります。
がんリスク
- 特定のHPVタイプは子宮頸がんだけでなく、膣がん、外陰がん、陰茎がん、肛門がんの原因にもなります。
- 子宮頸がんはHPV関連がんの中で最も頻度が高く、定期的なパップスミアで早期に発見できます。
感染経路
- HPVは皮膚と皮膚の直接接触で伝染します。
- 性器HPVは性交渉により感染し、性行為を行う人の約50%が一度は感染したと推定されています。
予防
- 性交渉時にコンドームを使用することで感染リスクを減らせます。
- 11歳から26歳までの女性を対象としたワクチンがあり、最も一般的な性器いぼと子宮頸がんを引き起こす4型のHPVから保護します。
治療
- 現在、HPV自体を根本的に治す治療法はありませんが、自然免疫により多くの場合2年以内にウイルスは排除されます。
