LEEP手術(ループ電気外科切除術)の副作用と注意点

LEEP(Loop Electrosurgical Excision Procedure)は、異常な子宮頸部細胞を除去するために行われる低侵襲手術です。以下に手術中・手術後に起こり得る副作用と注意点をまとめました。

手術中の様子

  • 局所麻酔を使用します。注射時に軽い生理痛のような痙攣感を感じることがありますが、麻酔が効くと収まります。局所麻酔に伴い心拍数が上がることもあります。LEEPが始まると鈍い痙攣感があるかもしれませんが、鋭い痛みがある場合はすぐに医師に伝えてください。止血のためにモンセル液(緑色のペースト)を塗布します。

手術後の経過

  • 手術後数日間は暗褐色の分泌物が出て、モンセル液の影響で軽い臭いがします。軽度の痙攣感もあります。出血が多い、血塊ができる(月経より多い)、激しい痙攣、体温が38.5℃以上、膿が混じるなどの症状が出たらすぐ医師へ連絡してください。局所麻酔に対するアレルギー反応が起こることもあります。

リスクと合併症

  • LEEPの合併症は稀ですが、重度の出血、血塊、発熱、感染が起こることがあります。異常組織が完全に除去されない場合もあります。手術中に体が動くと正常組織が誤って切断・焼灼されることがあります。子宮頸部が癒えていないうちに性交渉を行うと骨盤感染のリスクが高まります。

術後の注意事項

  • 副作用を防ぐため、重いものを持ち上げることや性交渉は術後4週間は控えてください。痙攣が気になる場合は、イブプロフェン(例:モトリン)などの鎮痛剤を服用すると楽になります。4週間は坐浴やタンポンの使用、処方された膣用クリームの使用も避けてください。

メリット

  • LEEPは低侵襲で比較的痛みが少ない手術です。診療所で実施でき、手術後24時間以内に通常の日常生活に戻れます。異常組織を迅速に除去し、病理検査で更なる治療の必要性を判断できる点が大きな利点です。

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