低白血球数がもたらす帯状疱疹の兆候と症状

水痘(水ぼうそう)を引き起こす水痘帯状疱疹ウイルスは、感染後も神経節に潜伏します。主に白血球で構成される免疫系がウイルスの再活性化を抑えますが、白血球数が低下(白血球減少症)するとウイルスが再活性化し、帯状疱疹を発症しやすくなります。

皮膚の発疹(帯状疱疹)

ウイルスが再活性化すると、まず皮膚にチクチクした感覚や灼熱感が現れ、次第に赤い斑点ができ、最終的に水疱(小さな液体がたまった水ぶくれ)になります。発疹は通常、体の片側に帯状に広がります。

目・耳の症状

ウイルスは神経を介して眼や耳にまで広がることがあり、発疹が見えなくても強い眼痛や耳痛が起こります。特に眼に感染すると、角膜炎や視力低下のリスクがあります。

激しい痛み

帯状疱疹は皮膚の発疹がなくても神経に沿って激しい痛み(帯状疱疹後神経痛)を引き起こすことがあります。刺すような、焼けるような感覚が特徴です。

二次感染のリスク

白血球減少により免疫力が低下すると、溶連菌性咽頭炎や肺炎などの感染症にかかりやすくなります。免疫が著しく低下すると、口腔カンジダ症や結核を引き起こす結核菌感染など、いわゆる「日和見感染」も発生します。

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