免疫不全による皮膚障害
免疫系疾患(AIDS、橋本甲状腺炎、全身性エリテマトーデス(SLE)など)を抱える人は、皮膚に様々な障害が現れやすくなります。免疫不全の程度に応じて、症状は軽度から重度まで幅があります。以下に、免疫不全患者で特に多く見られる皮膚疾患を紹介します。
ロザセア(酒さ)
顔面に蝶の形をした赤みが広がり、日焼けのような見た目になります。にきび様の丘疹や膿疱が伴うこともあります。
乾癬(かんせん)
顔、腕、頭皮、胸部、背中などに銀白色の鱗屑が付いた斑点ができる慢性皮膚疾患です。特に頭皮の鱗屑は除去に注意が必要です。
湿疹(アトピー性皮膚炎)
肘の内側や膝の裏側にかゆみを伴う発疹が現れます。かゆみが強くなると皮膚が破れて出血することもあります。
にきび
顔、背中、胸部に膿疱や白ニキビができる炎症性皮膚疾患です。免疫機能が低下すると症状が悪化し、瘢痕(痕)が残りやすくなります。
蕁麻疹(じんましん)
免疫が低下し、アレルゲンに過敏に反応すると、体幹や顔、腕にかゆみを伴う水疱様の斑点が現れます。抗ヒスタミン薬で症状を緩和できます。
