ヘモシデリンを含むマクロファージとは?

ヘモシデリンとは

ヘモシデリンはヘモグロビンが分解される過程で生成される褐色の色素で、体内における鉄の貯蔵形態です。血液中の古くなった赤血球や損傷した赤血球から放出された鉄がヘモシデリンとして沈着します。

ヘモシデリンを含むマクロファージの特徴

ヘモシデリンを取り込んだマクロファージは、ヘモシデリンが細胞質内に蓄積したため茶褐色を呈し、顕微鏡下で特徴的な外観を示します。これらの細胞は、血液中の鉄を回収し、再利用できる形に変換する重要な役割を担っています。

分布と主な機能

ヘモシデリンを含むマクロファージは主に脾臓、肝臓、骨髄に分布し、鉄のリサイクルに寄与します。また、組織損傷や炎症が起きた部位でも観察され、損傷組織の除去と修復促進に関与します。

臨床的意義

ヘモシデリンを含むマクロファージが多数認められる場合、出血性疾患や肝臓疾患などの基礎疾患のサインであることがあります。診断や病態評価の一助として、組織診断での観察が重要です。

免疫系障害 - 関連記事