睾丸炎(オルチティス)の原因・症状・対処法
睾丸炎(オルチティス)とは
睾丸炎は、精巣が細菌やウイルスに感染して起こる炎症です。性行為感染症やムンプス(流行性耳下腺炎)ウイルスが主な原因となります。
主なリスク要因
- 45歳以上の男性
- ムンプスワクチン未接種者
- 19〜35歳で性行為感染症に曝露した人
症状
赤みや腫れ、圧痛が生じ、排尿や性交時に痛みを感じます。血液が混じった精液、鼠径部の痛み、発熱、嘔吐・悪心などの全身症状も現れることがあります。
受診の目安
上記の症状がある場合は速やかに泌尿器科を受診してください。超音波検査で睾丸炎かどうか、精巣捻転などの他の疾患を除外します。必要に応じて尿道分泌物の培養検査を行い、原因菌を特定します。
治療・対処法
必要なもの
- イブプロフェンなどの鎮痛・抗炎症薬
- 氷嚢(布で包んで使用)
- フィットしたボクサーショーツ
具体的なステップ
- 症状を確認し、発熱や嘔吐が続く場合は医師へ相談。
- 医師の診断で超音波検査や尿検査を受け、必要に応じて抗生物質治療を開始。
- 性行為感染症が疑われる場合はSTD検査を受け、陽性なら抗菌薬で治療。
- 市販の鎮痛剤(例:パラセタモール)で痛みを緩和。薬剤の併用は医師に確認。
- フィットしたボクサーショーツで精巣を支え、快適さを保つ。炎症は約10日で軽快することが多い。
- 氷嚢をタオルで包み、1回10分程度、1日に数回当てて腫れを抑える。過度な冷却は避け、必要に応じて安静にする。
合併症と予防
治療が遅れると精巣の萎縮や稀に不妊につながります。ワクチン接種やSTDの予防、早期受診でリスクを低減できます。
