ロッキーマウンテン斑点熱の予防対策
ロッキーマウンテン斑点熱とは
ロッキーマウンテン斑点熱は、Rickettsia rickettsiiという細菌が原因で起こる感染症です。主に米国で見られるイヌノミやウッドノミに刺されることで人に感染します。名前に反して、米国東部での症例が最も多く、リケッチア感染症の中で最も一般的かつ致命的になることがあります。現在、有効なワクチンは存在せず、予防は主にノミ対策と早期除去に依存します。
予防のための具体的な手順
- ノミとの接触を避ける
ノミが付いた犬やノミが多く生息する場所への立ち入りは控えましょう。刺された場合は、ノミが除去された後に約7日間、ドキシサイクリンを予防的に服用することが推奨されます(医師の指示が必要です)。
- 適切な服装を選ぶ
腕や脚を覆う明るい色の服を着用し、ノミが見つけやすくします。ズボンの裾は靴下の中に入れて、ノミが内部に入り込むのを防ぎましょう。作業時は保護手袋を着用し、衣類にはDEETやペルメトリンなどのノミ忌避剤を使用してください。
- 定期的に全身をチェック
ノミが多い地域にいる間は、3〜4時間ごとに全身を確認します。ノミは脇の下、股間、頭皮など毛が多い部位に付着しやすいです。病原体が伝染するには、ノミが6〜10時間皮膚に付着している必要があります。
- ノミを正しく除去する
ノミはできるだけ早く、できれば絞らないように除去します。細めのピンセットで口器部分をしっかり掴み、ゆっくりと一定の力で引き抜きます。口器が残っている場合は、別に取り除きましょう。
