副鼻腔感染症における抗真菌薬の役割と使用法

抗真菌薬の基本的な役割

副鼻腔炎の慢性例の多くは真菌感染と関連しています。抗真菌薬は、真菌を除去する手術や処置と併用して使用され、手術前後に投与されることがあります。投与期間は感染の種類や重症度によって異なります。

浸潤性副鼻腔炎

真菌が骨や組織に侵入する浸潤性副鼻腔炎は急性または慢性に分かれ、外科的除去と併せて抗真菌薬が必要です。主な全身抗真菌薬は、アンホテリシンB、ケトコナゾール、イトラコナゾールです。

アレルギー性真菌性副鼻腔炎

真菌性副鼻腔炎の中で最も頻度が高いのがアレルギー性真菌性副鼻腔炎です。基本的な治療は真菌の除去ですが、再発防止のために長期的に全身抗真菌薬が併用されることがあります。

好酸球性真菌性副鼻腔炎

好酸球性真菌性副鼻腔炎には、アンホテリシンBを含む鼻スプレーが有効で、3〜6か月の使用が推奨されています。

慢性肉芽腫性真菌性副鼻腔炎

鼻腔内に真菌を含む肉芽腫が形成される慢性肉芽腫性真菌性副鼻腔炎は、外科的に腫瘤を除去した後、全身抗真菌薬で治療します。

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