連鎖球菌性咽頭炎の症状と合併症の解説

連鎖球菌性咽頭炎は、ウイルス性の喉の痛みとは異なり、A群溶血性連鎖球菌が原因です。細菌感染のため抗生物質で治療でき、放置するとリウマチ熱や腎炎など重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

考慮すべき点

患者によって症状の程度はまちまちです。軽い喉の違和感で済む人もいれば、激しい喉の痛みと多数の症状が同時に現れる人もいます。連鎖球菌性咽頭炎は発症が急速です。

主な症状

喉の痛みが最も顕著です。飲み込むたびに痛みが続き、扁桃や咽頭が赤く腫れ、白い膿の斑点が見られることがあります。

その他の症状

発熱、首のリンパ節の腫脹・圧痛、頭痛、胃の不快感や嘔吐が一般的です。まれに首や関節、筋肉の痛みやこわばりが現れます。

猩紅熱(せきこうねつ)

一部の患者は赤い発疹を伴う猩紅熱を発症します。これは細菌が産生する毒素に対するアレルギー反応と考えられています。

リウマチ熱

抗生物質で治療しないとリウマチ熱を起こすことがあります。関節の炎症・疼痛、呼吸困難、発疹が見られ、心臓の弁膜に障害を残すこともあります。

腎臓炎(糸球体腎炎)

未治療のまま放置すると、糸球体腎炎(後遺症性腎炎)を引き起こし、永久的な腎機能障害につながります。尿が茶色くなるのが主な症状です。

治療のポイント

症状が疑われたら速やかに医師の診断を受け、ペニシリン系抗生物質などで治療することが重要です。

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