未使用胚に対する政府の政策
歴史
1973年に米国で妊娠中絶が合法化され、1978年に最初の体外受精(試験管ベビー)が誕生したことを受け、連邦政府はヒト胚研究に対する連邦資金の使用を禁止する法整備を行いました。2000年に国立衛生研究所(NIH)は胚性幹細胞研究への連邦資金提供指針を策定しましたが、翌年の2001年にジョージ・W・ブッシュ大統領は資金提供を凍結する政策を示しました。2005年に下院はブッシュ政権の制限緩和法案を可決し、2009年にオバマ大統領が更に制限を緩和しました。
未使用胚
毎年、数千の胚が医療廃棄物として破棄されます。受精治療で使用されなかった胚は、親の同意があれば幹細胞研究に利用でき、また他の不妊治療を希望するカップルへ提供(譲渡)することも可能です。
政策の現状
2010年時点では、未使用胚の扱いについて議論が続いています。胚を「人」とみなす法的立場を明確化し、養子縁組や国家の保護対象(「国家の保護下に置く」)とする立法が検討される可能性があります。
