FSH検査の概要と解釈ポイント
目的
FSH(卵胞刺激ホルモン)検査は、不妊の原因解明や女性の卵子予備量、男性の低精子症、閉経・月経異常の評価に利用されます。また、思春期早発や遅発の診断にも役立ちます。
女性のFSH値
年齢や生殖段階により基準値は変化します。妊娠可能年齢では5〜30 IU/L、閉経期では50〜100 IU/L が正常とされます。高値は多嚢胞性卵巣症候群、卵巣機能不全、閉経を示唆することがあります。
男性のFSH値
男性の正常範囲は5〜20 IU/Lです。高値はクラインフェルター症候群、精巣機能不全、化学療法などによる精巣障害を示すことがあります。
低すぎるFSH値
極端に低いFSHは、女性で卵子が産生されていない、男性で精子が産生されていない可能性があります。また、下垂体機能低下症(下垂体からのホルモン分泌不足)でも見られます。
検査結果に影響する要因
服用中の薬剤、月経周期、摂食障害、遺伝的要因などがFSH値に影響を与えることがあります。
