IVU(静脈尿路造影)の準備手順
IVU(静脈尿路造影)とは
IVUは、尿路、膀胱、腎臓の状態を評価するための特殊なX線検査です。腕の静脈に造影剤を注入し、血流で腎臓まで運ばれます。30分間にわたり連続撮影を行い、感染症、腎結石、腫瘍、閉塞などの異常を確認します。検査を正確に評価するためには、事前の準備が必要です。
準備に必要なもの
- 軽度の下剤(錠剤)
検査前の手順
- 血液検査の予約:腎機能を確認する血液検査を医師に依頼してください。IVUでは造影剤を腎臓が濾過する必要があります。腎機能が低下している場合は検査が中止されることがあります。
- アレルギー・服薬情報の伝達:食べ物や魚介類のアレルギー、服用中の薬について医師に伝えましょう。糖尿病でメトホルミンを使用している場合、検査前数日間は服用を中止するよう指示されることがあります。メトホルミンと造影剤の併用は腎臓に負担をかける可能性があります。
- 食事制限と下剤の服用:検査2日前から食物繊維の多い食品を控え、前日の夜10時に軽度の下剤錠を2錠服用します。検査の6時間前まで食事と飲み物(水以外)は摂取しないでください。糖尿病薬以外は通常通り服用可能です。
- 妊娠・授乳の有無の確認:妊娠している場合は必ず医師と放射線技師に伝えてください。代替造影剤が使用されます。授乳中の場合は、検査後24時間は母乳を使用しないようにし、必要な分の母乳をあらかじめ用意しておきましょう。造影剤は体内に約24時間残ります。
- 検査当日の準備:予約時間より早めに来院し、問診票や同意書に記入します。ジュエリーは外し、ガウンに着替え、検査前に膀胱を空にしてください。
