右腎障害の兆候と症状
腎臓は豆の形をした臓器で、肋骨の背面すぐ下に位置し、血液中の老廃物をろ過して尿として膀胱へ送り出す役割を担っています。腎臓に障害が起きると、血液から毒素を除去できず、重篤な疾患につながります。左右の腎臓は同等に機能し、片方が失われてももう片方は働き続けますが、機能低下が進むとさまざまな兆候が現れます。
尿の変化
腎臓の機能が低下すると、尿の量や頻度、色が変わります。夜間頻尿や尿量増加、尿意の強さが増すことがあります。一方で尿量が減少し、排尿が困難になることもあります。尿が泡立つ、淡い、濃いなどの変化も見られます。
浮腫(むくみ)
腎臓が十分に余分な水分を尿に排出できないと、体内に水分がたまりやすくなります。その結果、足首や足、顔、手などにむくみが生じ、圧迫感を感じることがあります。
疲労感
腎臓はエリスロポエチンというホルモンを産生し、赤血球の生成を促します。腎機能が低下するとこのホルモンが不足し、酸素供給が減少するため、極度の倦怠感や呼吸困難を感じやすくなります。
皮膚症状・金属味
老廃物が血液中に残ると、皮膚がかゆくなったり発疹が出たりします。また、血中のアンモニアが口臭や口の中に金属的・腐敗したような味を引き起こすことがあります。
痛み
腎臓の炎症や水分貯留により、側腹部や背中、脚に痛みや圧痛が生じます。この痛みは左腎か右腎かを特定する手がかりになることがあります。
