右腎の水腎症とは?
概要
右腎の水腎症は、尿の流れが妨げられ腎臓が腫れる状態です。米国国立医学図書館によると、これは疾患そのものというよりも症状です。
罹患率
米国国立医学図書館のデータによれば、生涯で約100人に1人が水腎症を経験します。男性は女性の4〜5倍の頻度で発症します。
原因
- 尿管の閉塞や膀胱尿管逆流(尿が膀胱から尿管へ逆流)
- 腎臓結石
- 妊娠中のホルモン変化など(正確なメカニズムは不明)
症状
- 右上腹部から背中にかけての痛み
- 腹部のしこり感や腫れ
- 吐き気・嘔吐
- 尿路感染症、発熱
- 排尿時の痛み、頻尿・切迫感の増加
リスク
放置すると腎臓が永久的に損傷し、腎不全に至る恐れがあります。重症例では透析が必要になることもあります。
治療法
軽度の場合は自然に改善することがありますが、必要に応じて以下の治療が行われます。
- 尿管ステントやドレナージチューブで尿を排出
- 感染症に対する抗生物質
- 閉塞原因の除去を目的とした手術
留意点
左腎や両腎にも同様の水腎症が起こり得ます。原因が両側性の尿管障害や結石の場合は、両腎が同時に影響を受けます。
