顔や上半身に現れるループス皮下脂肪炎(ループス・パニクリティス)

症状と臨床像

ループス皮下脂肪炎は、顔・胸部・上腕部に結節や結節様の病変が出現し、進行すると皮下組織が萎縮します。病変部は潰瘍になることもありますが、表皮は比較的保たれることが多いです。結節は圧痛を伴い、全身的に倦怠感や体重減少といった症状が見られることがあります。

原因

膵臓の障害によりアミラーゼやリパーゼが上昇し、脂肪組織に炎症を起こすことが主な原因と考えられています。

研究成果

研究者S.S. Dhawanらは、膵臓から漏出した酵素が全身に拡散し、皮下脂肪に炎症性結節を形成すると仮説を立てました。実験では、脂肪細胞に染色剤を注入し、膵臓から結節部位までの移動経路を追跡しています。

診断法

  • 血液検査でアミラーゼ・リパーゼの濃度を測定
  • CT検査で膵臓の状態を評価
  • 皮膚の萎縮や瘢痕の既往、血管周囲・付属器周囲のリンパ球浸潤の有無を診察

治療法

マラリア治療薬が症状緩和に有効とされていますが、再発しやすい点に留意が必要です。

受診すべき専門医

皮膚科医が診断・治療を担当し、必要に応じて内分泌科医との連携が推奨されます。

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