ループス患者における皮膚瘢痕の形成と対策
蝶形紅斑(バタフライラッシュ)
最も一般的なループスの発疹は「蝶形紅斑」と呼ばれ、鼻梁を横切り、目の下の頬に広がります。平坦なものもあれば、盛り上がって赤やピンク色になることもあります。
円板状紅斑(ディスコイドラッシュ)
円形の発疹で、主に日光にさらされる部位に出ます。鱗屑があり、赤く隆起しますが、かゆみはほとんどありません。治癒後に色素沈着や色素脱失が残り、瘢痕になることがあります。
予防的治療
瘢痕を防ぐ最善策は、発疹の発生自体を抑えることです。経口ステロイドや抗マラリア薬が処方されることが多く、日焼け止めの使用と直射日光の回避が重要です。
発疹が出たときの治療
ステロイド外用薬(クリーム・軟膏)を患部に塗布すると症状を軽減できます。外用薬で効果がない場合は、医師がステロイド注射を直接患部に行うことがあります(米国ループス財団)。
頭皮の瘢痕と脱毛
ループスは頭皮に瘢痕を残し、脱毛を引き起こすことがあります。広範囲に瘢痕ができると毛髪の再生が困難になりますが、瘢痕が限局的であれば回復の可能性があります。ステロイド薬や抗マラリア薬で病状を抑え、頭皮の再生を促すことが推奨されます。
