ループス(全身性エリテマトーデス)の皮膚症状とは

自己免疫疾患としてのループス

ループス(全身性エリテマトーデス)は免疫系が自己組織を攻撃する自己免疫疾患で、体のあらゆる部位に炎症や損傷を引き起こす可能性があります。

皮膚型ループス(Cutaneous Lupus)

ループスには主に4つのタイプがあり、皮膚型は皮膚だけに症状が出る形態です。かゆみを伴わない赤く盛り上がり、鱗状になる発疹が典型的です。

代表的な発疹

  • 円板状紅斑(ディスク状発疹):円形に広がる赤い斑点。
  • 蝶形紅斑(バタフライ・ラッシュ):頬と鼻にまたがる赤く盛り上がった発疹。

顔・首・その他の部位に現れる症状

頭皮、鼻、口腔、膣、首などでも発疹が出ることがあります。脱毛や皮膚の色素沈着の変化も見られます。

疫学とリスク

米国で150万人以上、世界で約500万人がループスと診断されています。特に15〜44歳の女性に多く見られますが、男性や小児でも発症します。肌の色が濃い女性は発症リスクが2〜3倍です。

予防と対策

日光(特に紫外線)が症状を悪化させるため、日中の直射日光を避け、日焼け止めを常用します。また、蛍光灯の長時間照射を控え、広いつばの帽子や長袖の衣服で皮膚を保護しましょう。

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