他の症状を伴わないループス腎炎(ILN)とは

孤立性ループス腎炎(ILN)とは

ILNは、全身性エリテマトーデス(SLE)による腎炎が、他の臓器や皮膚症状などのループスの典型的な症状を伴わず、腎臓に限定して発症する稀な状態です。

原因と病態

ILNは、SLEと同様に免疫系の異常が原因と考えられていますが、なぜ腎臓だけが標的になるのかは未解明です。

臨床経過とリスク

腎機能が急速に低下することがあり、適切な治療が遅れると腎不全に至る可能性があります。

治療の基本方針

過剰に活性化した免疫反応を抑制するため、免疫抑制剤(ステロイド、シクロホスファミド、ミコフェノール酸モフェチルなど)が中心となります。定期的な腎機能検査と免疫学的評価が治療効果の判断に重要です。

まとめ

ILNは早期発見と迅速な免疫抑制治療が鍵です。症状が乏しいため、SLEの既往がなくても腎炎が疑われる場合は専門医の診断を受けることが推奨されます。

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