ライム病の症状・診断・治療と予防法

初期症状

ライム病に感染すると、刺された部位に3日から30日後に発疹が現れます。典型的なのは「標的痣(ブルズアイ)」と呼ばれる同心円状の発疹ですが、赤い斑点が多数できることもあります。その他の初期症状として、寒気、発熱、首のこり、筋肉痛、倦怠感が挙げられます。

後期症状

治療が遅れると関節炎が起こり、関節の腫れや激しい痛みが生じます。また、気分や睡眠の変化、集中力低下、記憶力低下、筋力低下といった神経系の症状が現れることがあります。

診断

診断は主に臨床症状の確認と血液検査で行います。ただし、感染から1か月未満の場合は抗体が十分に形成されていないため、血液検査で偽陰性になることがあります。疑わしい場合は、症状の経過と虫刺され歴を総合的に評価します。

治療

ライム病は抗生物質で治療します。通常は14日から30日間の投与が推奨され、処方された全量を服用しきることが重要です。後期症状が出た場合は、抗炎症薬や鎮痛薬を併用して関節炎や筋肉痛を緩和します。

予防

米国疾病予防管理センター(CDC)は、以下の対策で感染リスクを低減できるとしています。

  • ダニを見つけたらすぐに除去する。
  • 虫除けスプレーやクリームを使用する。
  • 庭の管理:頻繁に草刈りを行い、落ち葉を取り除く。
  • 森林エリアと芝生の間に砂利や木屑のバリアを設置し、ダニの移動を防止する。

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