ライム病の治療法と予防法
ライム病は、マダニが媒介する細菌ボレリア・ブルグドレリによる感染症です。米国ではワクチンが未承認のため、予防と早期治療が重要です。
症状
- マダニに刺された部位に円形の赤い発疹(必ずしも現れない)
- 筋肉や関節の痛み、頭痛、発熱、倦怠感、リンパ節腫脹
- 進行すると関節炎、神経障害、心拍リズム異常が出ることがあります
評価
上記の症状があるか確認し、マダニが多い地域へ行った履歴がないか思い出してください。
検査
米食品医薬品局(FDA)認可の血液検査で、ボレリア・ブルグドレリに対する抗体を測定します。尿や体液の検査は現時点で承認されていません。
治療
早期段階では、ドキシサイクリン、アモキシシリン、セフロキシム(シェフチン)などの経口抗生物質が有効です。神経症状や心疾患がある場合は、点滴での抗生物質投与が必要になることがあります。長期の抗生物質使用は重大な副作用や死亡リスクと関連するため、医師の指示に従って適切な期間で治療してください。
予防
- マダニが活動する5月~7月は、草むらや林の多い場所への立ち入りを避ける
- 明るい色の長袖・長ズボン、靴、帽子を着用し、足元を覆う
- DEET 含有の虫除けを使用し、外出後は全身をチェック
- 外出後は衣類を高温で洗濯・乾燥させる
その他の情報
猫はライム病に感染しませんが、犬は感染する可能性があります。犬用のマダニ忌避剤や防護カラーの使用を推奨します。また、獣医師の指導のもと、犬用のワクチン接種が可能です。
