痔核治療
痔核は、直腸下部と肛門周辺の静脈が腫れ炎症を起こすことで、かゆみ、出血、違和感を伴う状態です。内痔核と外痔核に分類され、排便時のいきみが主な原因とされていますが、妊娠や長時間の座位などもリスクを高めます。米国国立衛生研究所のデータによれば、50歳までに約半数の成人が痔核を経験するとされています。軽度の場合は自宅での対処が可能ですが、症状が強いときは医師の診察が必要です。
薬物療法
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市販の軟膏、クリーム、座薬、パッドなどがあり、ヒドロコルチゾンなどの成分でかゆみや不快感を緩和します。ただし、皮膚の薄化や発疹のリスクがあるため、医師に相談せずに1週間以上使用しないよう注意が必要です。痛みが強い場合は、鎮痛剤の使用も検討できます。
自宅でのケア
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1日に数回、ぬるめの温浴で患部を浸すと血行が改善し症状が和らぎます。入浴時は石鹸の使用を控え、やさしく洗浄し、入浴後は完全に乾かします。低温設定のドライヤーで乾かすと効果的です。また、乾いたトイレットペーパーは刺激になるため、濡らした紙やウェットティッシュを使用すると良いでしょう。
医療的処置
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出血や激しい痛みがある場合、医師は以下のような低侵襲の処置を提案します。
- ゴムバンド結紮(血流を遮断し、痔核が自然に落ちる)
- 硬化剤注入(組織を収縮させる)
- レーザー・赤外線凝固(痔核を焼灼)
これらは外来で行える安全な手技です。
外科的手術
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薬物療法や低侵襲処置で改善しない大きな痔核や合併症リスクが高い場合、痔核切除術(ヘモイドectomy)が選択されます。最も効果的な治療法ですが、術後の疼痛や出血リスクを考慮し、必要性が高いケースに限って実施されます。
