動脈硬化症(アテローム性動脈硬化症)とは
動脈硬化症は、血管壁に過度の圧力がかかり、血管が硬くなって弾力を失う状態です。特に脂肪が血管壁に蓄積するアテローム性動脈硬化症は、血流を妨げ血栓のリスクを高めます。生活習慣の改善と薬物療法で予防・治療が可能です。
運動と自宅でできる対策
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バランスの取れた食事と定期的な運動が最も効果的です。飽和脂肪酸の摂取を控え、野菜や果物を中心とした全粒食品を選びましょう。運動は血管の柔軟性を保ち、余分な脂肪の蓄積を防ぎます。
MedicalNewsToday(2003年)によると、全粒食品中心の食事と適度な運動は、薬物治療と同等の効果があると報告されています。また、American Journal of Clinical Nutrition(2004年)は、果物・野菜が多い食事が悪玉コレステロール(LDL)を低下させると示しています。
薬物療法
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食事と運動だけで十分でない場合、医師は以下の薬を処方します。
- スタチンやフィブラートなどのコレステロール低下薬(LDLを減少)
- HDLを増やすための栄養補助薬
- 抗凝固薬(ヘパリン、ワルファリン)や抗血小板薬(アスピリン、クロピドグレル)で血栓形成を抑制
- β遮断薬などの血圧管理薬で動脈硬化の進行を防止
手術療法
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薬物で効果が不十分な重度のアテローム性動脈硬化症には、以下の手術が選択されます。
- 経皮的冠動脈形成術(PCI)― カテーテルとバルーンでプラークを押し広げ、ステントで血管を保持
- エンドアーテレクトミー― 蓄積した脂肪沈着を外科的に除去
- 血栓溶解療法― 血栓部位に溶解薬を直接注入し、血栓を除去
- バイパス手術― 他部位の血管を用いて閉塞部を迂回させ、心肺バイパス装置で手術中の循環を維持
バイパス手術は術後約6週間の回復期間が必要ですが、最も一般的な心臓外科手術の一つです(2009年データ)。
