骨盤底障害の治療法

健康習慣の見直し

骨盤底の問題は、手術以外でも改善できることがあります。マサチューセッツ州マウントオーバーン病院の泌尿婦人科医、エマ・エルカドリー医師は、食事の改善と理学療法、骨盤筋への電気刺激を組み合わせた治療をまず試すことを推奨しています。

理学療法士や医師にケーゲル運動について相談しましょう。テキサス州オースティンの泌尿科チームは、特定の骨盤筋を意識的に鍛える方法を指導しています。特に尿失禁がある場合は、ケーゲル運動を治療オプションとして医師に伝えてください。

手術の検討

生活習慣の改善だけで症状が改善しない場合は、手術を検討します。エルカドリー医師は、子宮脱のように筋力低下で子宮が膣内に下がる高度な骨盤底障害は、理学療法だけでは治らないと指摘しています。

複数の症状がある場合は、腸肛門外科・婦人科の専門医、理学療法士がチームを組む「多職種連携」アプローチが有効です。南カリフォルニア大学の腸肛門・骨盤底障害センターなどが実践しており、包括的な治療計画とスケジュールを提示してくれます。

薬物療法と医療機器

理学療法や手術に加えて、薬物療法も検討してください。尿失禁や下痢に対する処方薬について医師に相談し、症状に合わせた薬を処方してもらいましょう。女性は骨盤底の症状を恥ずかしがって言いにくいことが多いので、具体的な症状を正直に伝えることが重要です。

マウントオーバーン病院の泌尿婦人科部長、ピーター・ローゼンブラット医師は、理学療法だけで尿失禁が改善しない場合は、ペッサリー(膣内に装着するプラスチック製デバイス)を勧めています。手術前や妊娠中に一時的に膀胱機能を改善する「ペッサリーテスト」も有効です。

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