筋肉の緊張と萎縮の違いとは?
筋肉の緊張と萎縮の違い
筋肉の緊張(トーヌス)は、筋肉が常にわずかに収縮した状態で、すぐに動ける準備を保ちます。この緊張は神経系が維持し、姿勢保持や関節保護に重要です。
筋肉萎縮(アトロフィー)は、筋肉が縮小・減少する状態です。主な原因は次のとおりです。
- 使用不足: 手術後の固定や神経障害で筋肉を使わないと、萎縮が進みます。
- 加齢: 身体活動の低下やホルモン(テストステロン)減少、神経系の変化により起こります。
- 栄養不良: タンパク質など必要栄養素が不足すると筋肉が減少します。
- 疾患: がん、心不全、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などが筋肉萎縮を招きます。
- 薬剤: コルチコステロイドなど一部の薬剤が筋肉量を減らすことがあります。
萎縮が進むと筋力低下、可動域の減少、機能障害が生じます。治療法としては、理学療法、作業療法、必要に応じた手術などがあります。
