14歳の首左側、耳たぶ下や顎ラインにできた小さなこぶの意味は?
はじめに
首の左側、耳たぶのすぐ下や顎の上辺りに小さなこぶができたとき、特に思春期の子どもでは心配になることがあります。原因はさまざまで、ほとんどは良性ですが、正しい診断と適切な対処が重要です。
考えられる原因
腫れたリンパ節
リンパ節は体内の細菌や異物を除去する役割を持つ小さな豆状の腺です。感染症(風邪やインフルエンザなど)に伴って腫れることがあり、皮膚の下で硬いしこりとして感じられます。
脂肪腫(リポーマ)
脂肪腫は良性の脂肪腫瘍で、柔らかく、動かすことができ、通常は痛みを伴いません。見た目が気になる程度で、健康上の問題はほとんどありません。
皮脂嚢胞(脂肪腺嚢胞)
皮脂腺から生じる非がん性の小さな嚢胞です。白色や黄色の内容物で満たされ、通常は痛みがありませんが、感染すると赤く腫れ、痛みが出ることがあります。
甲状腺結節
甲状腺にできる小さな腫瘤で、ほとんどは良性ですが、稀に悪性になることがあります。首の前面に位置し、触診で確認できます。
医師の受診が必要なサイン
以下の症状がある場合は、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。
- こぶが痛む、または急に大きくなる
- 赤みや熱感がある
- 数週間経っても自然に消えない
- 呼吸や飲み込みに支障が出る
自宅でできる対処法
- こぶを触ったり絞ったりしない。刺激で炎症が悪化する恐れがあります。
- 温湿布を1日数回、5~10分程度当てると血行が促進され、腫れが和らぐことがあります。
- 市販の鎮痛解熱剤(イブプロフェンやアセトアミノフェン)を用いて痛みを緩和する。
上記の対処法で改善が見られない、または症状が悪化した場合は、必ず医療機関を受診してください。
