ミニ発作(欠神発作)とは?
ミニ発作は、別名「小発作」や「欠神発作」と呼ばれ、てんかんの一形態です。主に薬物療法でコントロールできます。外見上は、急な動きはなく、ただぼんやりと見つめ、まぶたがわずかにピクピクする程度です。そのため、周囲の人が発作に気付かないことが多いです。
症状とサイン
欠神発作は、意識が失われますが目は開いたままで、まぶたがちらつくことがあります。発作は10〜30秒続き、1日に何度も起こります。通常、静かに座っているときに現れます。
発作中に水泳や自転車など危険な行動をしていると、事故のリスクが高まります。
過呼吸や光過敏が誘因になることがありますが、最も多い原因は処方薬の服用漏れです。
この症状は幼少期に発症し、成人になるまで続くこともあれば、自然に消失することもあります。
診断
患者本人と家族の病歴を確認することが重要です。遺伝的要因や脳外傷、AIDS、マラリア、髄膜炎などの疾患が関与することがあります。
神経科医は、脳波検査(EEG)をはじめ、頭部CTやMRI、血液検査などを組み合わせて診断します。
原因
発作時には脳の電気活動が異常に乱れます。原因は多岐にわたり、出生時の脳奇形や外傷、自己免疫疾患、感染症、腫瘍、代謝異常(高血糖など)、薬物などが挙げられます。原因不明の場合もあります。
治療
欠神発作は主に抗てんかん薬で治療します。薬剤に対するアレルギー反応(皮疹など)が出た場合は、用量調整や別薬への変更が行われます。
予後
現在のところ根治療法はありませんが、薬物治療により症状はコントロールでき、通常の生活や活動が可能です。研究では、遺伝子解析や高脂肪・低炭水化物食が発作頻度を減少させる可能性が示唆されています。
