ニコチン過剰摂取の症状と対処法
概要
ニコチン過剰摂取は、摂取や皮膚接触により体内に過剰なニコチンが入った状態です。特に子どもは致死量に達しやすく、液体ニコチン製品は極めて危険です。
主な原因
- タバコの吸い殻やニコチンガムを噛む子ども
- 電子タバコ用リキッドに皮膚が触れる
- ニコチン系農薬への接触
- ニコチンパッチ・ガム・ロゼンジを使用しながら喫煙を続ける
発症までの時間
有毒な濃度のニコチンに曝露されてから約15分以内に症状が現れます。
主な症状
- 吐き気、よだれ、腹部痙攣、発汗
- 嘔吐、脱力感、呼吸困難、失神
- 心拍数の乱れ、けいれん、痙攣、昏睡
- 治療が遅れると致死に至ることがあります
緊急時の対処
- すぐに中毒相談センター(毒物管理センター)へ電話
- 救急隊の指示がない限り、嘔吐を無理に誘発しない
治療法
- 軽度の場合はニコチンへの曝露を止めるだけで症状は改善します。
- 重度(特に小児)では活性炭投与や胃洗浄が必要になることがあります。
- 極度の過剰摂取は入院治療が必要です。
予防策として、ニコチン入り製品は子どもの手の届かない場所に保管し、使用時は手袋を着用するなどの対策が有効です。
